2012年3月30日金曜日

世界の名現代建築【番外編 トゥルッリ】

所在地:イタリア プッリャ州 アルベロベッロ
設  計:不明(ジャンジローラモ2世)
施  工:不明(現地住民)



上記写真が1996年にユネスコ世界遺産にも
登録されている「すぐに壊せるトゥルッリ」です。

すぐに壊せる家で有名って(笑)

色々調べてみると納得させられる歴史がありました。

当時、ナポリ王は伯爵から家の数で税金を取っていたそうです。
その為、国の役人がやって来た時に屋根だけ壊し
これは家ではないと主張できるように、

「すぐ壊せる家を作りなさい!!」

と命令したのが始まりだそうです。

面白いもので、昔は権力者の命令で作った建築物は
歴史、意匠、機能共に素晴らしい建築物が多かったような気がします。

ピラミッド・城・寺院・教会・etc...

それぞれに共通点はいくつもあり、莫大な工事費や想像を絶する工期など
それだけやれば・・・。とも思いますが・・・。
その中でも一番大切な事は

「良いものを作りたいという想い」

その信念があれば、写真のように皆に愛される建築物が作れると信じています。


家つくりプランナー:井手


2012年3月20日火曜日

旅先でのトイレ探し

いままで、いろいろな所を旅してきたなかで
日本でも、海外でも旅先でとりあえず確保したいモノは
「寝るところ」「食べるモノ」「外出先でのトイレ」、でした。


ホテルはなるべく事前に予約していくようにして、
食事は困ったときのために缶詰を持ち歩いたりしていましたが


こんな缶詰です

缶切りなくて開くんです

海外でのトイレ探しはなかなか思うようにいきません。。。

日本はコンビニがいたるところにあるので借りることもできますし、
緊急の場合はそこら辺のお店やレストランでも
なんとか使わせてもらえるかな?
と、思ってます。

海外では、お店のトイレだけの使用は基本できないので
公共のトイレを探すことになります。

これがまた数が少ない(もしくは見つけられないだけ?)うえに
料金(チップ)が必要なことがあるので小銭がないと入れません。

トイレのたびにコーヒー買うのが嫌で公共施設を利用するのに、
小銭を得るために結局買い物をする、ということを
何度となくしておりました。


オランダの公共トイレ


似てるけれどただの広告塔

ちなみに、トイレットペーパーも持ち歩いたほうが
いいかもしれません。
(トイレットペーパーの使える国に限りますが、
備え付けてない所も結構あります)

カフェのトイレもカギを借りなければいけなかったり、
便座がなくて使えなかったり(多いです)。

旅先では行きたくなって探すのではなく
見つけた時に行っておく。

これ、結構重要事項です。



設計:上村