私ごとではありますが、今年4月に第1子となる男の子を授かりました。
約2ヶ月になりますが、すくすく元気に成長しています。
生まれてから1ヶ月ほどは妻の実家にいたので、一緒に暮らし始めてもう少しで1ヶ月になります。
最初は正直実感がありませんでしたが、みるみる成長し、最近では目もしっかり見えてきているようで、私の顔をじっとみては、いろんな表情を見せてくれます。そんな我が子は、ものすごくかわいく、愛情が日に日に沸いてくるのを感じられます。(父性というんでしょうね)
子どもがうまれ、妻とふたりの家族から我が子を交えた3人家族になったわけですが、「家族」の尊さ(言葉にするのが難しい感覚ではありますが・・・)をこれまでよりもより強く感じるようになりました。私と妻とが仲良くお互いに支えあって、大切な我が子を無事に育てていかなければいけない。それぞれの存在がそれぞれのつながりを強くし、不思議な縁で一つの家族になっているわけですから。
私たちの仕事はお客様に、お客様の家をご提案することですが、それぞれのお客様には、それぞれに、何にも変えることのできない、尊い「家族」がいて、そのご家族皆様がお客様です。
ご主人は、大切な奥様と大切な子どものために、より良い家を・・・と、奥様は、大切なご主人と大切な子どものために、より良い家を・・・と。
自分の身に置き換えて考えると、私自身の家づくりへの思いがより深くなった気がします。
今さらですが、「家族」という字には「家」という字が入っています。
そして「族」という字は、共通の何かによるつながりやあつまりという意味をもっているようです。
そうすると、「家族」は「家」でつながっているということだと思います。
でも、家がなくても家族は家族。家がなくても家族はつながっています。命と心で。
家族がつながりをもっている「共通の何か」・・・「家」と「命・心」とのつながりも改めて再認識させられるわけです。家は命を守り、育むもので、心を癒してくれるものです。家の中で、家族の命と心の営みがあるわけです。
どんな家でも、家族がともに暮らす場所ならば、その家族一人一人にとって、尊い場所であることに変わりはありませんが、(私は賃貸のアパート暮らしですが、どんなに立派な家よりも家族が住まう家が一番だと思います)その尊い場所である家が、より家族の思いを実現し、より快適に暮らせる場所となるなら、そこに住まう家族の幸せを大きくし、より多くの笑顔で包まれた家となり、家族にとって、より尊く、心やすらぐ場所となるのではないかと思います。
長くなりましたが、家づくりという仕事をさせていただけることに心から感謝するとともに、身を引き締めて、常にお客様ご家族の身に立ってお手伝いができるように、私自身成長していかなければいけないと思っています。