2009年8月25日火曜日

家族の幸せのための家

ディー・アンド・エイチでは、「家族のコミュニケーションを大切にする家」が家づくりの大きな柱です。
家族が自然にコミュニケーションをとることができるような、間取り・動線・上下階の関係などをご提案しています。
私は小さい頃からいくつかの家を引っ越しましたが、どの家も小さい家でした。
子供部屋なんて贅沢な部屋はなく、家の中で「一人」を感じる場所はありませんでした。
いつも家族の声が聞こえ、気配が感じられる家でした。
それは、そのようにプランした家ではなく、家族が多いのに狭い家だったので(5人兄弟で、今の市営のアパートは3DKです…)自然とそうなったわけですが…。
世間を騒がせた犯罪を犯した人が、思春期に暮らした家の間取りを分析した本があります。
それらの家の共通の特徴は、家族と顔を合わせることなく子供部屋への出入りが可能な間取りと、個々の部屋が孤立してしまうような間取りでした。
どんなに立派でオシャレな家でも、家族が仲良く、幸せに暮らすことができなければ、家族にとって、「いい家」にはなりません。
家づくりで、お客様ご家族を幸せにすることはできないと思いますが、お客様ご家族の幸せのための、小さなきっかけを作ることはできるのではないかと思っています。
家は、家族の生活の土台になるので、その小さなきっかけは、小さいけれども、とても大きな意味を持つものだということを肝に銘じて、お客様の家づくりのためにできる限りのお手伝いをさせていただこうと思っています。
営業:加賀江