始めまして。
3月からディー・アンド・エイチ株式会社でお世話になっている井手勇介です。
趣味はサッカー観戦と建築旅行、お茶の試飲などなど・・・。
(ちなみにおススメのお茶は知覧茶。)
ここの会社では毎日日替わりでブログを担当するらしく、とうとう私に出番が回ってきました。
何を書こうか悩みましたが、長続きするシリーズものを書いていこうと思います。
とりあえずタイトルは「世界の名現代建築シリーズ」として、私の好みと感想を書いていきますのでご了承ください。
第一回 世界の名現代建築シリーズ
作品名:ロンシャン教会
設計:ル・コルビジェ
場所:フランス ロンシャン
建設:1955年
用途:教会礼拝堂
個人的感想など:
とりあえず初回なので現代建築で最も有名な建物を紹介いたします。
この建物は現代建築の3大巨匠の一人、ル・コルビジェ(ミース・ファンデル・ローエ、フランク・ロイド・ライト)の作品で今までの建築の概念を180度覆した有名な作品です。
この作品が出来るまで、世の中の建築は無機質なものが多く、コルビジェ自身も住宅は住むための機械と言っていました。そんな中、突如姿を現したのがこの作品です。
(あまりに有機的で当時の固定概念を覆すが故に賛否両論だったらしい・・・。)
実際に足を運んだ感想は、こんなに身近に感じ、こんなに遠く感じる建築は初めてでした。
その外観と敷地は大変親近感が沸き、芝生で寝転んだり、走ったり、歌ったりとリラックスして過ごすことが出来ましたが、いざ中に入ってみると一変・・・。
まさに礼拝堂・・・。
神に祈りを捧げる場と変貌しました。
写真でもわかるように内部は暗く、光を切り取るためだけのFix窓は全てステンドグラスになっていました。
何とも神秘的で礼拝堂と言う用途に最も適した建築とはこんな建築を言うのだと改めて感じました。
この建築によって私が感じ学んだことは、設計をする中で最も重要なことで「何の為の建築なのか。誰のための建築なのか」だと思いました。
少しずつ自分の理想の建築に近づくよう頑張ります。
設計:井手 勇介
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