先日の朝のTVで、ちょっとおもしろい高齢者施設の紹介をしていました。
バリアアリーハウスと称して玄関の入り口から、施設内のところどころ段差や障害、手すりも、最低限しかない一見高齢者にとって使いずらい施設のように見えました。
しかし、通われている高齢者の方は明るく元気な方が多く、まるでスポーツジムに行くのと同じ感覚で来られてました。
1日のスケジュールは各個人の自由で、パンづくり、陶芸、絵画、カジノなどの項目から選ぶことができ、それをするために施設内通貨を使います。
その通貨を得るために、バリアアリーハウス内での施設が決めた運動が前提となっており、クリアーすれば通貨がもらえるシステムで各高齢者楽しみながら、元気にチャレンジしていました。
施設の目的として、各高齢者のお世話をするのではなく自律に向けての基礎体力づくりとボケ防止を兼ねているそうです。
この試みは少子高齢化のこれからの住まいづくりにおおいに活用できるのでは?と朝食をたべながら、ふと、思いました。