2010年11月24日水曜日

5秒ルール

子供の頃、お菓子を道端に落としてしまっても、5秒以内に拾えば食べられるという
何の根拠もないルールで素早く拾って食べていた記憶があります。

先日見かけた記事によると、この5秒ルールは、地域によって「3秒」や「10秒」
などバラつきがあるものの、日本だけでなく世界にも同様のルールがあるそうで、

2003年アメリカの当時高校3年生だったジリアン・クラークさんという方が主導で
「5秒ルール」の真偽を大真面目に検証したデータがあるそうです。

この検証では、大腸菌を研究室の荒い床とつるつるした床の両方に広げ、グミと
クッキーを様々な時間置いてその付着状況を顕微鏡で調べた。
その結果、全ての食品において5秒以下でも相当数の菌があった。

従って、「5秒ルール」がただの迷信であるということが実証されたようです。
ただし、乾いた床には、細菌そのものがあまり存在しないので、落とした食品を
食べ ても、まあ安全という結果も出されたとのこと。

食べ物は大切にとはいえ、
やはり落ちた食品を口にするのは5秒以内でもやめたほうがよさそうです。

ただ、
当たり前の結果が出るだろうと思われることにあえて追求したクラークさんに、
結果よりも行動に感心した記事でした。


経理・総務  白木

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